胎蔵界大日如来
胎蔵界大日如来(たいぞうかい だいにちにょらい)は、密教における中心的な仏であり、宇宙の真理と慈悲を象徴しています。胎蔵界曼荼羅の中央に位置し、すべての存在を包み込む母胎のような慈悲の広がりを表現しています。
大日如来は蓮華座の上に座し、瓔珞(ようらく)や五智宝冠などの装飾を身に着けています。これらの装飾は、五つの智慧(法界体性智、大円鏡智、平等性智、妙観察智、成所作智)を象徴しています。
印と真言: 胎蔵界大日如来は法界定印を結び、「おん あびらうんけん」という真言を唱えます。この真言は、慈悲と智慧を表現しています。
胎蔵界大日如来の仏像は、その深い教えと美しい造形で、多くの人々に安らぎと感動を与えます。ぜひ、その存在感を実感してみてください。
材質:柘植(つげ)
サイズ:総高11.4×幅7×奥行7 cm
身丈:坐1.5寸
製作:中国
備考:
・職人・仏師の手作業にて仕上げております。一体ごとに木目や色味等が若干異なる場合がございます。
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